河合塾のセンター試験分析から数学・物理の部分を拾ってみました。
●数学I・数学A
分野ごとの難易度・分量の差が開いた。
必答問題は計算量が少なく易しいものが多かったが、選択問題は誘導に気づきにくく難しいものがあった。
難易度は、昨年並み。必答問題は易しくなったものの、選択問題の第3問、第4問はやや難化した。
●数学II・数学B
昨年は第2問が[1]と[2]に分かれたが、今年は例年通りに戻った。
難易度はやや易化。昨年に比べ計算量は減少した。第1問と第2問が易しくなった。第3問以外は誘導もさらに丁寧になった。
●物理
難易度は昨年並み。昨年と同様に、知識を問う問題、しっかり式を立てて計算をしないと正解できない問題、公式の暗記だけでは解答を選択できない問題、基本概念を使った思考力を試す問題がバランスよく含まれていた。
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なお、河合塾の速報版ではあるが、科目別の予想平均点が掲載されています。
https://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/center/19/average.html
数学Ⅰ・数学A60(昨年61.91)
数学II・数学B57(昨年51.07)
物理58(昨年62.42)
他は上記のサイトを参照してください。