河合塾のセンター試験分析から数学・物理の部分を拾ってみました。
●数学I・数学A
目新しい読み取り問題が複数題出題された。図形の形状を分析したり、散布図の今ま
でにない読み取りをさせる問題が出題された。
難易度は昨年並み。選択問題は易しくなったものの、必答問題はやや難化した。
●数学II・数学B
第1問では弧度法の定義に関する出題があった。 第2問が[1][2]に分かれた。
難易度はやや難化。昨年と比べ計算が繁雑で量も多い。誘導は丁寧であるが、解きに
くい。
●物理
選択問題は力学分野と原子分野であった。問題の分量は増加した。
例年どおり選択問題の第6問には原子分野が出題されたが、第5問は力学分野であっ
た。設問数・マーク数は変わらなかったが、組合せ問題が増加し、また時間をかけて
丁寧に考えないと正解できない問題が増加したため、解答時間に余裕はなかったであ
ろう。
難易度は昨年並み。状況を正確に把握し、式を立てて計算を行わないと正解できない
問題が増加した。しかし、部分点が与えられたこともあり、平均点はほぼ昨年並み。
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なお、河合塾の速報版ではあるが、科目別の予想平均点が掲載されています。
http://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/center/18/
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※( )内は昨年
・数学Ⅰ・数学A 62 (61.12)
・数学II・数学B 49 (52.07)
・物理 62 (62.88)
他は上記のサイトを参照してください。