物理の勉強では、年末年始講座からいまの時期に苦手単元を一つずつつぶしていくのはとても重要なことです。11月の段階で「あなたの苦手単元はどこですか?」と聞いても明確に答えられない人も多くいます。12月に入りセンター形式の問題を数多くやっていくと、「自分の間違え」や「できなかった問題」を見て、自分がどこを苦手としているかが徐々にはっきりしてきます。センター形式の問題をたくさん解くことで、自分の欠点に遭遇する機会が増えるため、自分の欠点が認識しやすくなるためです。
この時期には、自分の欠点をかなりピンポイントで抑えることができます。例えば「波の式が出てくると解けない」など、物理の中で分からない問題を細かく特定できます。
弱点がわかった後に、同じ形式の問題を数多く解くと定着度合いもよく、物理の勉強法として効果的です。
「ピンポイントで抑えた自分の欠点を、同じような問題を5,6問繰り返し解くことにより定着させていく」という勉強法が、この時期の物理の勉強法としてはよいと思います。